請求の方法

実際にB型肝炎に二次感染した場合どのようにして給付金請求をすればいいのかということですが、先ほど少しお話したように裁判所に提訴する必要があります。裁判所に提訴して和解調書を作成してもらい、その上で給付金を請求して受け取るという流れになります。B型肝炎の感染者であることを証明する書類などを集め、その上で裁判所に提訴するのです。

弁護士なんだか面倒くさそう、と思った方もおられるでしょうが、何もすべてを自分で行う必要はありません。恐らくほとんどの方は自分で手続きなどしていませんし、法律の専門家である弁護士に依頼しています。B型肝炎給付金請求に強い弁護士もたくさんいますし、弁護士に依頼すれば必要書類の準備から提訴までスムーズに進めてくれるでしょう。

自分の手でやりたい、というのならそれはそれで良いのですが、時間と手間がかかってしまうのは仕方ありません。弁護士だと書類の収集から提訴、その後の給付金請求の手続きまですべて行ってくれますから、できれば弁護士に依頼したほうが良いでしょう。訴状を作るのも任せられますし、原告はまず何もしなくて大丈夫です。B型肝炎給付金請求に強い弁護士に依頼するのがもっとも近道ではないでしょうか。

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証明の要件

二次感染者、すなわち母子感染によってB型肝炎になってしまった方も給付金を請求することが可能ですが、そのためには二次感染者であることを証明するための要件を満たす必要があります。この要件を満たせていないと給付金請求を行うことができませんから注意してください。では、いったいどのような証明の要件があるのでしょうか。

裁判所まず、二次感染者ということは母子感染ということになりますから、母親が一時感染者であることを証明しなくてはなりません。一時感染者であることを証明する要件も定められていますから、自身の母親がその一時感染者であることを証明する要件を満たしていないといけないのです。また、原告がB型肝炎ウイルスに持続感染していることも要件の一つとなります。

母子感染であることも要件となっていますし、これらをすべて満たすことで初めて給付金請求が可能になります。先ほどもお話したように、二次感染者であることを証明できないと給付金請求は難しいですから、きちんと要件を満たしたうえで給付金請求に乗り出しましょう。実際に給付金請求を行うときには裁判所に提訴する必要がありますが、これは自身でもできますし弁護士などに依頼することもできます。

母子感染とは

集団予防接種のときに注射針を使いまわされたことなどが原因でB型肝炎に感染した方を一時感染者と呼びます。直接的にB型肝炎に感染した方のことで、このような方はB型肝炎給付金を受け取ることが可能です。また、一時感染者だけでなく二次感染者も受け取ることができますが、この二次感染者は母子感染した方のことを指します

母子感染母子感染とは、母親がB型肝炎の一時感染者となったことで母親から子どもに感染してしまった状態です。このような母子感染によってB型肝炎に感染してしまったという方もたくさんいますし、調べてみたら自分と母親はもちろん兄弟や姉妹もB型肝炎に感染していたというケースは少なくありません。

母子感染によってB型肝炎に感染している方はもちろん、兄弟や姉妹もみんなB型肝炎に感染してしまっているという場合でも給付金の請求は可能です。こうした場合は自分と母親だけでなく兄弟全員で訴訟をすることになるでしょう。ただ、母子感染が原因でB型肝炎になったということを証明しなくてはなりませんし、これができないことには給付金の請求ができません。いくつかの条件をクリアしなくてはならないのですが、その細かい要件については次にお伝えしましょう。

B型肝炎の知識

さまざまなメディアで取り上げられているB型肝炎ですが、B型肝炎は条件次第で給付金の請求もできます。昭和23年から63年頃に集団予防接種を受けた方で、それが原因でB型肝炎に感染してしまった方は給付金を受け取ることが可能なのです。この時期には日本でB型肝炎に感染する方が急増したのですが、その理由の一つとして集団予防接種のときに注射針を使いまわしてしまったことが挙げられます。

注射針現代の医療において注射針の使いまわすといったことは考えられませんし、たいてい使い捨てタイプの注射針を用いています。現在ではそれが当たり前なのですが、かつての日本ではそれが当たり前ではありませんでした。注射針を使いまわすことはごく普通に行われていましたし、今ほど衛生管理ができていなかったのです。その結果、大勢の方がB型肝炎に感染してしまうことになりましたし、一時感染はもちろん母子感染なども起きるようになりました

B型肝炎の一時感染者はもちろん、母子感染である二次感染者も給付金の請求は可能です。ここでは、B型肝炎の母子感染や給付金請求の基礎知識についてお伝えしますから、少しでも興味を持った方はぜひ最後まで目を通してください。また、実際にB型肝炎の給付金を請求するときにはどのようにすればいいのかといった内容にも踏み込んでいますから、B型肝炎に持続感染している方、遺族にB型肝炎が原因で亡くなった方などがいる方もぜひ参考にしてください。